少年野球に体幹は必要なのか?


26 Aug
26Aug

今日は、メディカルコンディションで実際にあった野球少年についてお話しさせて頂きます。


皆さんは体幹って何だか分かりますか?

なんとなく体幹って言葉は大切なのは知ってるけど、実際に何が大切なの?

筋力あった方がいいんじゃないの?

そんな疑問はありませんか?


今日は実際にあった野球少年の体幹にまつわるストーリーをお伝えします。


ザ・シャイ少年

彼これ1年近くでしょうか、いやそれ以上かな?!

メディカルコンディションに中学1年生の野球選手がトレーニングに来ています。

小学生の頃から来てくれているこの選手は、


とーーっても恥ずかしがり屋で照れ屋で

よく私にイジられてて、最初はちょっと頼りないコだったんです。


メディカルに来ても、


とーーってもサイレントな声で


「こんにちわ、、、。」


よく私から、


「聞こえないよ!」

「スポーツやってんだから、もっと声デカくしなさい!!」


と指摘されるくらいの子なんです。

そんなやりとりが、毎回毎回繰り返されるくらいの選手なんです。


でもね、


そんな彼、

トレーニングをさせると、とってもセンスが良いんです。

飲み込みが早いというか、

性格は、そんな感じなんですが、

トレーニングはしっかり追い込める!

内気の割にかなり根性めっちゃある!!

挨拶の声は小さいけど、

根性は、気合はめちゃくちゃ大きい!

そんな彼なんです。


中学生になって、トレーニングの質も一気にアップ!!


今までリングで懸垂5回とかトレーニングとは言っても、小学生メニューをやってもらっていました。


それが中学生になって徐々にキツさもアップ!!

それでも彼は、内なる闘志をヒシヒシとさせ、

キツい顔をするものの、

10回3セットなど高校生や大人でも辛いメニューやってのけてしまいます。


しかも私たちの厳しい審査基準もしっかり乗り越えてです。



弟の登場!

この夏、その彼の弟くんがやってきました。



なんと、その弟くんも


野球をやっているんです。

小学校5年生、

ちょっとムッチリしてて、愛嬌があって可愛らしい少年野球選手、

お兄ちゃんとはちょっとタイプが違うかな〜


兄弟で同じスポーツをやってるっていいですよね。


ちなみに私の場合は、姉なので、そういった経験もなく、、、、

ちょっと羨ましいです。シクシク。


話は弟くんに戻りまして、

この弟君は、チームで重宝されているんでしょうね。

そして今時の少年野球チームは人材難、、、


その影響で、ピッチャーからショート、キャッチャー、

大谷選手もビックリのチームの貢献度を見せてくれているとのことなんです。


ですが、やはり、、、


そんだけチームで活躍していると、

肘や肩に負担がかかってしまい、痛みが出てきてしまったとのことなです。


これは大変!!


無理した状態で投げ続けると、最悪、骨折してしまったり靭帯損傷をしてしまう恐れがありますからね。


あの大谷選手ですら、トミージョン手術をしましたもんね。


そんな彼が野球肘、野球肩の治療でこの夏、何度かお兄ちゃんと一緒に来てくれました。


幸い、治療の方は順調で、肘、肩の硬さはしっかり収まり、投げる際の痛みもほぼほぼ消失してくれました。


素晴らしいっ!!



兄弟トレーニングがスタートする?


親御さんにも、

野球肘、野球肩には原因があるということを伝え、一緒に体幹トレーニングして原因などを見つけて行こう!ということで、お兄ちゃんとし始めました。


いつもはお兄ちゃんと別々に行っていたのですが、


その日は、私の発案でお兄ちゃんと一緒にトレーニングを行いました。


トレーニングといっても、筋力差があるので、比較的筋力差の関係のないトレーニングです。


1つ目は

股関節の伸脚の動きです

↑しっかり股関節を伸脚した状態にして、

踵もしっかり密着させます。

簡単そうなこの動きも実は、結構股関節に来るんです。


この動きを向かい合わせになって、手を伸ばした状態でお互い、5回、10回、15回と動きを合わせながら、伸脚していきます。


ジャンプ種目は?


お次は、ジャンプ種目です。

バランスボールを使った種目から、

垂直跳びに似せた種目まで幅広くやってもらいます。

リングタッチジャンプ


こちらの種目もジャンプ力、体幹、など総合能力が試される種目です。

こんな種目もやってもらいました。


もちろん、中学1年生と小学5年生、


38歳と40歳の中年おっさんの2個くらいでしたら、たいした差はないかもしれません。笑


ですが、

このくらいの年の2つ違いと言ったら、


まさに

雲泥の差!

月とスッポン!!

ビールと焼酎!(それは言い過ぎか!)


といったところでしょうか。


なので、その辺はもちろん、加味します。

でも、

それでも、、、



兄と弟で見えた違い


トレーニングをして進めていくとどうでしょう。

同じ動きをしていても、弟君は、回数が重なってくると、


体がブレて来ちゃうんです。

リングタッチに至っては、

2回くらいまではタッチが出来るんですが、

3回目以降は、タッチすることすら出来ませんでした。

普通にジャンプする分には、届くんですよ!

でも続けて行うことができない、


頭の上下動が激しくなっちゃうんです。


伸脚だってそうです。

初めは、お兄ちゃんと同じように目一杯股関節を広げられるんです。

でも回数を重ねていくと、お兄ちゃんと差が出てしまう



兄を褒めるべきか!?


これは逆を言えば、素直に普通にあの内気なお兄ちゃんを褒めてあげるべきなのでしょう。

ずーっとトレーニングをしてきたお兄ちゃんは、

体幹がしっかりしているんです。


なので、難しい動きにも難なく対応できてしまう。


これは、必ずスポーツにも生きてきます。

同じ動きを繰り返していく、再現性が大切になってきます。

毎回毎回ムダな動き多かったりしたら、どうでしょう。

疲れすぎて、続けられないですよね?


安定しないので、ストライク入らないですよね?

サッカーでしたら、シュートが決まらないですよね?

これらは、どのスポーツにも当てはまることなんです。


決して、弟君がずば抜けて運動神経が悪いというわけではないんです。

弟くんも基本的な柔軟性はあります。ジャンプだって出来ます。


ただそれらを回数重ねていくと、


ブレてしまうんです。

疲れてしまうんです。

継続できないんです。

つまり、体に負担がかかって、ケガの原因になったり、ストライクが入らなかったりと、、、


もう皆さん、お分かりですよね?


体幹が大切なんです。

体幹がないと、上記にあげた症状が出てしまうわけです。


彼のケースの場合、ブレが大きかったりするので、

それらを修正しようとして、力み、肘や肩に負担がかかってしまうということも判明しました。


言い換えれば、体幹さえあれば、

省エネでパフォーマンスを継続出来る訳です。


しかし、

それだけトレーニングをしているのと、

していないでは、差が出てしまうということなんです。


さて、いかがでしたでしょうか?

体幹トレーニングの大切さを少しは感じてもらいましたでしょうか?

メディカルコンディションでは、小学生〜高校生、一般の方向けの体幹トレーニング、競技種目別のトレーニングなどもやっております。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。


追伸、

お兄ちゃんが優しく弟君にポイントやコツを教えているのを見て、ホッコリしてしまいました。

こういうのいいな〜。




清水






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